バイクの楽しみ方
趣味がバイクと言ってもいろんなバイクの楽しみ方があると思います。
乗って楽しむのが一番ですが、中には眺めているだけでも満足な人や、自分でカスタムしたりとイジるのが好きな人などバイクの楽しみ方はたくさんあります。
でも、そのすべての人が絶対にしているのがバイクのお手入れです。
やっぱり自分の愛車はいつもピカピカにしておきたいですよね。
乗るのが好きで乗ってばかりな人も、たまには洗車しようかって気持ちになります。
一番簡単なのは濡れ雑巾でミラーやメーター、ライト、タンク、カウルから足回りまで拭くお手入れです。
これだけで愛車はピカピカになるし、それだけでまた乗りたくなっちゃいます。
ライトやカウルなどに付いているムシなどの頑固な汚れは中性洗剤でも取れますが、専用のクリーナーがありますのでそれを使うと簡単に取れます。
コレはシールドにも使えるのでヘルメットも合わせてお手入れしたいです。
油っぽい汚れや、少し錆びてきているようなトコロはCRC-556などの潤滑剤などを少量噴いてボロ布でしっかりこするとキレイになります。
その時には軋みのある他の部分にも潤滑剤を噴いておきましょう。
注意する場所はスイングアームの付け根のピポット部やハンドルの下のステム部、チェーンには専用の潤滑剤が必要なので噴いてはいけません。
チェーン専用の潤滑剤はバイクショップやカー用品のお店、量販店やDIYのお店何度で入手出来ます。
チェーンのお手入れをするときは必ずエンジンを切ってから作業しましょう。
万が一チェーンとギアに指が挟まったりすると、切断などの大事故になりかねません。
必ずエンジンを切ってキーを抜いてニュートラルにギアが入っているか確認してから作業を行います。
油やクリーナーが垂れると地面が汚れるので予めブルーシートや古新聞をひいておくといい手でしょう。
新しい潤滑剤をつける前に古くなった潤滑剤を取り除きます。
専用のクリーナーもありますが、灯油などでも代用が利きますので、古くなった歯ブラシなどで丁寧に取り除いて下さい。
綺麗になったら新しい潤滑剤をまんべんなく塗布しますが、この時あまり多くつけ過ぎないようにしましょう。
潤滑剤に塗布の目安が書いてあるので確認してください。
つけすぎると周りに飛び散ったりして汚れの原因になります。
最後にチェックしておきたいのはチェーンの伸び具合で、伸びてしまったままにすると外れたりして大変危険です。
下部の張りを確認して振れ幅が2~3cmが適正値ですが、もし伸びすぎていたら簡単に調整できるので引いておきましょう。
平坦な場所でセンタースタンドを立てて下さい。
後輪を固定しているボルトをゆるめ、スイングアームとボルトの間に隙間が出来る程度が目安です。
それからスイングアームの左右に付いているチェーン引きで、左右均等に引っ張っていきます。
この時、一気に引くのではなく少しずつチェーンの張りを確認しながら引きましょう。
引きすぎた場合は左右ともチェーン引きを緩めて、後輪を前に押し戻してからやり直しです。
引けたら後輪を固定しているボルトを締める前にタイヤを真後ろから見て真っ直ぐになっているか確認してから締め付けましょう。
これだけ出来れば日常のメンテナンスはバッチリです。
自分でお手入れしたバイクに乗ると気分がとてもいいです。
愛車をまたひとつ愛せる感じで、また楽しみが増えますよ。